眉村卓 kindle 作品一覧
眉村 卓(まゆむら たく)
1934年(昭和9年)10月20日生まれ。
偏愛する作家の一人。常々、もっと評価されるべきと感じている。
初めて読んだのは、たしか『ねじれた町』。好きな短篇集は『重力地獄』と『遥かに照らせ』。『遥かに照らせ』収録の「蒼穹の手」は大傑作なので、ぜひ読んでみてください。
全9巻で終わった岩崎書店の<21世紀空想科学小説>の特別版として、眉村卓にジュヴナイルSFを書いてもらう、という案があったようだけど、どうなったんでしょうか。
小松左京 kindle 作品一覧
小松 左京(こまつ さきょう)
1931年(昭和6年)1月28日生まれ。2011年(平成23年)7月26日没。
実はあまり読んでいない。20~30冊くらいしか読んでいないかな。
何より『果しなき流れの果に』も『日本沈没』も読んでいない。まずいよね。
それでも、やっぱり偉大な人だったと尊敬もしていますし、『復活の日』は電車の中で読んでいて泣いてしまいました。それと、『小松左京のSFセミナー』には大変お世話になりました。
・こちらニッポン・・・(上)<こちらニッポン> (角川文庫)
・こちらニッポン・・・(下)<こちらニッポン> (角川文庫)
・虚無回廊
・日本沈没(上) ※小学館文庫版
・日本沈没(下) ※小学館文庫版
・日本沈没(上) (光文社文庫) ※光文社文庫版
・日本沈没(下) (光文社文庫) ※光文社文庫版
・日本沈没 第二部(上) (小学館文庫) ※谷甲州と共著
・日本沈没 第二部(下) (小学館文庫) ※谷甲州と共著
・空中都市008 アオゾラ市のものがたり (講談社青い鳥文庫)
・小松左京の大震災 ’95―この私たちの体験を風化させないために
星新一 kindle 作品一覧
星 新一(ほし しんいち)
1926年(大正15年)9月6日生まれ。1997年(平成9年)12月30日没。
父は星薬科大学の創立者で星製薬の創業者・星一。森鴎外は母方の大伯父にあたる。
初めて読んだのは中学生の頃で、『ようこそ地球さん』。夢中になりました。
これ以来、読書傾向が大きくSFに傾いていきました。
ショートショートという分野自体もいまだに大好きです。
この人が日本にいて良かった。
最相葉月による伝記『星新一 一〇〇一話をつくった人』には泣かされました。
・宇宙の声 星新一ジュブナイル・セレクション (角川つばさ文庫)
・盗賊会社
・妄想銀行
・A Well-Kept Life(星新一ショートショートコレクションVol.1 英語版) (English Edition)
・The Whimsical Robot(星新一ショートショートコレクションVol.2 英語版)
・The Other Side of the Swing(ブランコのむこうで 英語版絵本)
筒井康隆 kindle 作品一覧
筒井 康隆(つつい やすたか)
1934年(昭和9年)9月24日生まれ。ホリプロ所属。
中学、高校、大学の頃に大変ハマっていました。ツツイストでしたね。
中学生の頃に星新一にハマって、文庫を読みあさっていました。その中で、筒井康隆による文庫解説の星新一論を読み、筒井康隆の本も読むようになりました。
最初に読んだのは『農協月へ行く』。面白かったけど、それほどではなかった。で、次に読んだのが『メタモルフォセス群島』。この冒頭の「毟りあい」でビックラこいた。「走る取的」にも。もちろん「メタモルフォセス群島」にも。
ここから筒井康隆作品を読みまくることになる。
エッセイなんかも読むようになり、そこから小松左京や眉村卓など他のSF作家のことも知るようになり、本格的にSFというものを意識して読むようになりました。
ということで、日本SFが大きく変わり始めたゼロ年代前半に、そんなこととは露知らず、第一世代第二世代第三世代くらいの日本SFを読んでいました。
僕がSF好きになったのは、だいたい星新一と筒井康隆のせい。
さらに言えば、僕がタバコを吸うようになったのも筒井康隆のせい。
・薬菜飯店
・敵
・筒井順慶
筒井康隆 (@TsutsuiYasutaka) | Twitter
鉄板の上で焼かれて嫌になっちゃう
2016年8月号のSFマガジンに載っていましたが、青背&銀背ダブル総選挙が開催されるようです。
青背の方はデジタル化総選挙で、ハヤカワ文庫SFの未電子化タイトルを対象に、投票で上位となった作品の電子書籍化を検討するというもの。
期間は2016年7月8日~2016年7月21日。
下のブックリスタHP上の特設サイトから投票できるみたいです。
銀背の方は、ハヤカワ・SF・シリーズ総解説に解説文が掲載されている作品を対象に、今改めて読まれるべき銀背を発掘しようという企画。
手持ちの10ポイントの票を応募作品に振り分ける、というもの。
応募はメール(【E-mail】hsfs.sousenkyo@gmail.com)、もしくはツイッターのハッシュタグ「#SFシリーズ発掘総選挙」で。
氏名(PNも可)、投票する作品とポイント数、寸評(100字以内)を付記のうえ、2016年7月31日までに投票してくださいとのことです。
銀背の方の総選挙は、復刊する予定があるのかはわかりませんが、僕はヘンリイ・カットナー『ボロゴーヴはミムジイ』が読みたいなぁ。復刊してくださいお願いします。
青背は別になんでもいいので、いっぱい電子書籍化してもらいたいです。
オールタイムベスト投票
SFマガジン700号記念に行われたオールタイムベストに僕が投票した作品。
国内短篇
・中井紀夫「見果てぬ風」
・眉村卓「蒼穹の手」
・筒井康隆「幻想の未来」
・牧野修「踊るバビロン」
・岡崎弘明「ぎゅうぎゅう」
国内長篇
・小松左京『復活の日』
・伊藤計劃『ハーモニー』
・筒井康隆『虚航船団』
・眉村卓『消滅の光輪』
・中井紀夫<タルカス伝>シリーズ
国内作家
・筒井康隆
・眉村卓
・小川一水
・星新一
・山本弘
海外短篇
・グレッグ・イーガン「しあわせの理由」
・エドモンド・ハミルトン「ウリオスの復讐」
・マーゴ・ラナガン「沈んでいく姉さんを送る歌」
・ジョン・ヴァーリイ「残像」
・アイザック・アシモフ「夜来たる」
海外長篇
・フィリップ・K・ディック『ユービック』
・ブライアン・W・オールディス『地球の長い午後』
・ジェイムズ・P・ホーガン 『星を継ぐもの』
・ロバート・J・ソウヤー『さよならダイノサウルス』
・アーサー・C・クラーク『幼年期の終り』
海外作家
・グレッグ・イーガン
・シオドア・スタージョン
・アイザック・アシモフ
・フレドリック・ブラウン
・フィリップ・K・ディック
眉村卓「蒼穹の手」は僕が偏愛しているんだけど、全く話題になりませんね。もっと知ってもらいたいですねぇ。
翻訳SF小説 kindleまとめ
[あ] [か] [さ] [た] [な] [は] [ま] [や] [ら] [わ]
-あ-
アイザック・アシモフ(Isaac Asimov)
・鋼鉄都市
・夜来たる (グーテンベルク21版)
・夜来たる
マデリン・アシュビー(Madeline Ashby)
・vN
ジェイ・アラン(Jay Allan)
-い-
グレッグ・イーガン(Greg Egan)
・クロックワーク・ロケット (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
・白熱光
・祈りの海
デボラ・インストール(Deborah Install)
-う-
ジョン・ヴァーリイ(John Varley)
・さようなら、ロビンソン・クルーソー 〈八世界〉全短編 (創元SF文庫)
・汝、コンピューターの夢 〈八世界〉全短編 (創元SF文庫)
・逆行の夏──ジョン・ヴァーリイ傑作選 (ハヤカワ文庫SF)
A・E・ヴァン・ヴォクト(A. E. van Vogt)
ジャック・ヴァンス(Jack Vance)
ジェフ・ヴァンダミア(Jeff VanderMeer)
アンディ・ウィアー(Andy Weir)
・火星の人
ジャック・ウイリアムスン(Jack Williamson)
コニー・ウィリス(Connie Willis)
・犬は勘定に入れません(上)あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎
・犬は勘定に入れません(下)あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎
・リメイク
ロバート・チャールズ・ウィルスン(Robert Charles Wilson)
ジョン・ウインダム(John Wyndham)
ジェニファー・フェナー・ウェルズ(Jennifer Foehner Wells)
カート・ヴォネガット(Kurt Vonnegut)
・母なる夜
・青ひげ
-え-
-お-
ジョージ・オーウェル(George Orwell)
・動物農場 ※オープンシェルフパブリッシング版
・動物農場 ※グーテンベルク21版
・一九八四年 ※オープンシェルフパブリッシング版
・一九八四年 ※グーテンベルク21版
ブライアン・W・オールディス(Brian W. Aldiss)
-か-
オースン・スコット・カード(Orson Scott Card)
ジェフ・カールソン(Jeff Carlson)
レイ・カミングズ(Ray Cummings)
・時の塔
-き-
ダニエル・キイス(Daniel Keyes)
ウィリアム・ギブスン(William Gibson)
ジェイムズ・L・キャンビアス(James L. Cambias)
ジャック・キャンベル(Jack Campbell)
・彷徨える艦隊10 巡航戦艦ステッドファスト (ハヤカワ文庫SF)
ジョン・W・キャンベル・ジュニア(John W. Campbell, Jr.)
・影が行く
-く-
アーサー・C・クラーク(Arthur C. Clarke)
・神の鉄槌
・地球光
・楽園の泉
・渇きの海
・海底牧場
・地球帝国
・火星の砂
マルコ・クロウス(Marko Kloos)
-こ-
マイクル・コーニイ(Michael Coney)
ジェイムズ・S・A・コーリイ(James S. A. Corey) ※ダニエル・エイブラハムとタイ・フランクの共同ペンネーム
クリストファー・ゴールデン(Christopher Golden)
テッド・コズマトカ(Ted Kosmatka)
-さ-
ブランドン・サンダースン(Brandon Sanderson)
・王たちの道3 自由への架け橋 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
-し-
クリフォード・D・シマック(Clifford D. Simak)
ダン・シモンズ(Dan Simmons)
・鋼
・雪嵐
メアリ・シェリー(Mary Shelley)
・フランケンシュタイン ※オリオンブックス版
・フランケンシュタイン ※グーテンベルク21版
ネヴィル・シュート(Nevil Shute)
ロラン・ジュヌフォール(Laurent Genefort)
グレアム・ジョイス(Graham Joyce)
キジ・ジョンスン(Kij Johnson)
-す-
トマス・スウェターリッチ(Thomas Sweterlitsch)
ジャスパー・T・スコット(Jasper T. Scott)
ジョン・スコルジー(John Scalzi)
E・E・スミス(E. E. Smith)
・銀河パトロール隊 レンズマン ※グーテンベルク21版
・グレー・レンズマン ※グーテンベルク21版
・第二段階レンズマン ※グーテンベルク21版
・レンズの子ら レンズマン ※グーテンベルク21版
・ファースト・レンズマン ※グーテンベルク21版
・三惑星連合軍 レンズマン ※グーテンベルク21版
・銀河パトロール隊 レンズマン・シリーズ ※創元SF文庫版
・グレー・レンズマン レンズマン・シリーズ ※創元SF文庫版
・第二段階レンズマン レンズマン・シリーズ ※創元SF文庫版
・レンズの子供たち レンズマン・シリーズ ※創元SF文庫版
・ファースト・レンズマン レンズマン・シリーズ ※創元SF文庫版
・三惑星連合 レンズマン・シリーズ ※創元SF文庫版
・渦動破壊者 レンズマン・シリーズ ※創元SF文庫版
ギャビン・スミス()
コードウェイナー・スミス(Cordwainer Smith)
・スキャナーに生きがいはない 人類補完機構全短篇 (ハヤカワ文庫SF)
・アルファ・ラルファ大通り 人類補完機構全短篇 (ハヤカワ文庫SF)
ジョーン・スロンチェフスキ(Joan Slonczewski)
-せ-
ロジャー・ゼラズニイ(Roger Zelazny)
-ち-
カレル・チャペック(Karel Čapek)
・スペイン旅行記 ――カレル・チャペック旅行記コレクション (ちくま文庫)
・イギリスだより ――カレル・チャペック旅行記コレクション (ちくま文庫)
・チェコスロヴァキアめぐり ――カレル・チャペック旅行記コレクション (ちくま文庫)
・RUR
テッド・チャン(Ted Chiang)
-て-
L・スプレイグ・ディ・キャンプ(L. Sprague de Camp)
フィリップ・K・ディック(Philip K. Dick)
・ティモシー・アーチャーの転生〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)
・宇宙の眼
・変数人間
ラヴィ・ティドハー(Lavie Tidhar)
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア(James Tiptree, Jr.)
-と-
アーサー・コナン・ドイル(Sir Arthur Conan Doyle)
-に-
ガース・ニクス(Garth Nix)
-は-
ロバート・A・ハインライン(Robert A. Heinlein)
・夏への扉
・自由未来
ガレス・L・パウエル(Gareth L. Powell)
スティーヴン・バクスター(Stephen Baxter)
オルダス・ハクスリー(Aldous Huxley)
パオロ・バチガルピ(Paolo Bacigalupi)
エドモンド・ハミルトン(Edmond Hamilton)
・天界の王
・銀河大戦
・太陽強奪
デイヴ・バラ()
J・G・バラード(J. G. Ballard)
フェリクス・J・パルマ(Felix J. Palma)
エドガー・ライス・バロウズ(Edgar Rice Burroughs)
-ひ-
ロイス・マクマスター・ビジョルド(Lois McMaster Bujold)
・大尉の盟約 上 ヴォルコシガン・シリーズ (創元SF文庫)
・大尉の盟約 下 ヴォルコシガン・シリーズ (創元SF文庫)
・戦士志願
ローレン・ビュークス(Lauren Beukes)
チャーリー・ヒューマン(Charlie Human)
ジョー・ヒル(Joe Hill)
-ふ-
ロバート・ブートナー(Robert Buettner)
フィリップ・ホセ・ファーマー(Philip José Farmer)
ピアース・ブラウン(Pierce Brown)
・レッド・ライジング2 黄金の後継者 上 (ハヤカワ文庫SF)
・レッド・ライジング2 黄金の後継者 下 (ハヤカワ文庫SF)
レイ・ブラッドベリ(Ray Bradbury)
・歌おう、感電するほどの喜びを!〔新版〕 (ハヤカワ文庫SF)
・刺青の男
クリストファー・プリースト(Christopher Priest)
マーク・フロスト(Mark Frost)
・秘密同盟アライアンス2――動き出す野望篇 (ハヤカワ文庫SF)
-へ-
グレッグ・ベア(Greg Bear)
ケイジ・ベイカー(Kage Baker)
フランチェスカ・ヘイグ(Francesca Haig)
バリントン・J・ベイリー(Barrington J. Bayley)
ヴォーン・ヘプナー()
アレクサンドル・ベリャーエフ(Алекса́ндр Рома́нович Беля́ев)
-ほ-
ジェイムズ・P・ホーガン(James Patrick Hogan)
マーク・ホダー(Mark Hodder)
・バネ足ジャックと時空の罠 上 大英帝国蒸気奇譚 (創元海外SF叢書)
・バネ足ジャックと時空の罠 下 大英帝国蒸気奇譚 (創元海外SF叢書)
・バネ足ジャックと時空の罠(上下合本版) 大英帝国蒸気奇譚 合本版 (創元海外SF叢書)
・ねじまき男と機械の心 上 大英帝国蒸気奇譚 (創元海外SF叢書)
・ねじまき男と機械の心 下 大英帝国蒸気奇譚 (創元海外SF叢書)
・ねじまき男と機械の心(上下合本版) 大英帝国蒸気奇譚 合本版 (創元海外SF叢書)
・月の山脈と世界の終わり 上 大英帝国蒸気奇譚 (創元海外SF叢書)
・月の山脈と世界の終わり 下 大英帝国蒸気奇譚 (創元海外SF叢書)
・月の山脈と世界の終わり(上下合本版) 大英帝国蒸気奇譚 合本版 (創元海外SF叢書)
-ま-
リチャード・マシスン(Richard Matheson)
ジョージ・R・R・マーティン(George R. R. Martin)
・ハンターズ・ラン ※ガードナー・ドゾワ、ダニエル・エイブラハムと共著
イアン・マクドナルド(Ian McDonald)
アンドリ・S・マグナソン(Andri S. Magnason)
オシーン・マッギャン(Oisín McGann)
リチャード・マッケナ(Richard Milton McKenna)
-み-
チャイナ・ミエヴィル(China Miéville)
・言語都市
-め-
A・メリット(Abraham Merritt)
-や-
ロバート・F・ヤング(Robert F. Young)
-ゆ-
チャールズ・ユウ(Charles Yu)
-ら-
ハンヌ・ライアニエミ(Hannu Rajaniemi)
・複成王子 ジャン・ル・フランブール (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
エリック・フランク・ラッセル(Eric Frank Russell)
-り-
A・G・リドル(A.G. Riddle)
・第二進化 上 アトランティス・ジーン (ハヤカワ文庫SF)
・第二進化 下 アトランティス・ジーン (ハヤカワ文庫SF)
・人類再生戦線 上 アトランティス・ジーン2 (ハヤカワ文庫SF)
・人類再生戦線 下 アトランティス・ジーン2 (ハヤカワ文庫SF)
ケン・リュウ(Ken Liu)
・蒲公英王朝記 巻ノ一 諸王の誉れ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
・蒲公英王朝記 巻ノ二 囚われの王狼 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
-る-
アーシュラ・K・ル・グィン(Ursula K. Le Guin)
・ドラゴンフライ-アースシーの五つの物語 ゲド戦記 (岩波少年文庫)
-れ-
アン・レッキー(Ann Leckie)
スタニスワフ・レム(Stanisław Lem)
-ろ-
ネイサン・ローウェル(Nathan Lowell)
ジェイン・ロジャーズ(Jane Rogers)
-その他-